大石教授　還暦講演会実施報告

日時：平成３０年３月９－１０日
場所：岩手大学理工学部、国民休暇村網張温泉
参加者数：９０名

１．はじめに
　岩手大学理工学部高分子科学講座は、教授の大石先生の還暦記念講演会を実施しましたことをここにご報告いたします。

２．高分子科学講座の歴史
　・昭和３４年４月　岩手大学工学部応用化学科設立
　・昭和３８年　　　中村儀郎氏が教授に昇任（合成有機化学講座）
　・昭和４１年　　　森邦夫氏が助手として着任
　・昭和５９年　　　中村儀郎教授が工学部長に就任
　・昭和６３年　　　中村儀郎教授が退職
　・昭和６３年　　　森邦夫氏が教授に昇任
　・平成　２年　　　大石好行氏が助手として着任
　・平成　３年　　　大石好行助手が講師に昇任
　・平成　４年　　　大石好行講師が助教授に昇任
　・平成　５年　　　森邦夫教授が地域連携センター長に就任
　・平成１４年　　　森邦夫教授が工学部長に就任
　・平成１８年　　　森邦夫教授が副学長に就任
　・平成１８年　　　大石好行氏が教授に昇任
　・平成１９年　　　芝崎祐二氏が准教授として着任
　・平成２０年　　　森邦夫教授が退職

３．記念講演会概要
　大石好行教授の還暦を記念し、本学名誉教授であられる森邦夫氏ならびに、卒業生の関口洋嗣氏にご来学いただき、記念講演会を実施しました。
　講演会はトリアジンチオールの歴史から、その誘導体を用いた分子接着の概念、トリアジン骨格を有する機能性ポリマーへの展開、木材接着などに及び、参加者の方々からも多くの質問をいただき活発な会となりました。
　講演会終了後、全体写真を撮り、網張温泉にて交流会を開催しました。
　１０日には、森邦夫先生のご厚意で、いおう化学研究所の案内と実演をしていただき、さらに、２０１３年に大規模改修され一新された化学棟の見学会を行いました。以下、その際の写真を掲載いたします。

　これからも、私たち岩手大学理工学部化学コース高分子化学講座と卒業生のみなさまが益々発展することを祈念しております。

　ご参加いただいた方々、ならびにご欠席ではありましたが記念品代としてご寄付いただいた方々にこの場をお借りして御礼を申し上げます。